犬鳴山荘

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犬鳴山荘の自立支援介護【排せつケア・2】

2022.10.12 - Wed.日常ブログ

こんにちは、介護スタッフのバンビです。

犬鳴山荘では、自立支援に向けた取り組みを行っています。

今回は「トイレに行きたい」をテーマに排泄に関する事を数回に分け紹介します。

第2回は「動作の実践【立つ】」です。

車イスを使用するご利用者が“日中だけでもトイレ排泄ができるようになるには”を目標に、トイレでの動作を区切ってみていきす。

トイレを使用する時は、便座への移動、ズボンの上げ下げなど、まず立つことができなければ始まりません。

はじめに、ご利用者には手すりを利用して1人で立ってみていただきましたが、足に力が入らず、不安定でした。

次はスタッフの介助のもと、いくつかのポイントに気をつけながら立ってみます。

足を置く位置は、車イスから離れすぎても近すぎても力が入らず立つことが難しくなります。

イスに浅く座り、重心をかけやすいポイントを定めます。

足の間は拳一つ分が入り、なおかつ内またにならないように気を付けます。

目線はつま先あたりを見る(お辞儀をする)ように、しっかり足を踏ん張って、お尻を上げます。

そうする事で、安定して立つことができます。

これを日々繰り返し行うことにより、ご利用者にも自信が戻ってきます。

次は座る動作へと続きます。