最近のできごと
犬鳴山荘の自立支援介護
2019.12.16 - Mon.日常ブログ
特養介護スタッフの初音です。
特別養護老人ホームでは、自立支援に向けた取り組みを行っています。
今回は「排せつ支援」について紹介させていただきます。
入所時、一人で立つ事が難しく紙オムツを使用しているご利用者がいました。
施設生活を送る中で、ご利用者本人からトイレで排せつがしたいという希望が出ました。
「本人の希望を叶えてあげたい!」介護職のそんな想いから、
専従の理学療法士を含む他職種チームで話し合いを重ねました。
「どのくらい立てるのか」「適切な介助方法は」など、
リハビリ計画や日々の生活の運動メニュー、介助方法などを決めて取り組みました。
その結果、約半年で写真のように立つことができるようになり、トイレでの排せつも可能になりました。
(写真は約半年前と現在の様子です)
「排せつ支援」が成功していくことで笑顔も多くなり、食事の量も増えるなど
ポジティブな変化も見えるようになりました。
今後もこのようなご利用者の意思に沿った支援を行っていきたいと思います。
次回は「ポジショニング」について紹介します。