犬鳴山荘

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犬鳴山荘の自立支援介護【 関節可動域訓練 】

2025.1.17 - Fri.日常ブログ

犬鳴山荘では、自立支援に向けた取り組みを行っています。

高齢になると筋肉が硬くなりやすく、また運動量も減る為段々と関節の動きが悪くなっていきます。

骨折し長期固定していたり、入院で寝たきりになっていた場合にも同様の状態が見られます。

そのままにしておくと関節の動く範囲が狭まり(関節拘縮)、日常生活に様々な支障をきたします。

例えば指の関節が硬くなるとお箸が使いづらくなる、膝や足首が硬くなると立てなくなるなど。

そこで機能訓練ではご利用者の状態を確認し、しっかりと関節を動かしていきます。

膝の一例ですが、まずは関節周辺の筋肉をゆるめ、それからしっかりと曲げ伸ばしを行います。

特に拘縮を起こしている関節の場合は抵抗を感じる所まで動かし、そこからゆっくりと圧をかけていきます。

繰り返し行うことで関節が緩んでいき動く範囲が少しずつ広がっていきます。

リハビリを終えると、「何か軽くなったわ」「前より動かしやすくなったよ」と嬉しそうにされています。

ご利用者が少しでも快適に自立した生活を過ごせるよう、日々取り組んで参ります。