2022.6.28 - Tue.日常ブログ

犬鳴山荘では、自立支援に向けた取り組みを行っています。

今回からは「食事」をテーマに数回にわたりご紹介していきます。

第一回目は「食事をする目的」です。

皆さんはなぜ食事をしますか？

「お腹が減るから」、「みんなと集まって食事すると楽しい」、「美味しい物が好き」など。

人それぞれ目的はあると思いますが、たぶん一番多い答えは「生きていくのに必要な栄養を摂るため」

ではないでしょうか？

ですが、単に栄養をとるだけが食事の目的ではありません。

「自立」を高めるためには、「健康な身体作り」が基本です。

食事には病気を治す薬と同じ効果があり、食事に配慮する事で病気を予防できる

これは「医食同源」の考え方です。

ようするに、食事には「栄養補給」と「病気予防」の二つの大きな目的があります。

自立支援介護では、高齢者の目標栄養量を1日1500kcal以上と定めています。

ちなみに山荘ではさらに+100kcalの1600 kcal以上の栄養を摂取すること目標としています。

個人差はありますが、高齢者でも1日にこれだけのカロリーが必要なのです。

ですが実際はどうでしょう？摂取できていないケースを見かけませんか？

高齢者は様々な理由により食欲が減退する事があります。

そして十分な栄養が摂取できなくなると、低栄養状態となり様々な問題が発生します。

その問題とは・・・

今回はここまで。次回は「問題」についてご紹介します。ご期待ください！　(^O^)／