犬鳴山荘

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犬鳴山荘の自立支援介護【食事・2】

2022.8.1 - Mon.日常ブログ

犬鳴山荘では、自立支援に向けた取り組みを行っています。

今回は「食事」をテーマに数回にわたりご紹介しております。

第二回は「低栄養状態とは?」です。

前回は食事がなぜ必要か、というお話をさせていただきました。

そして次回は「低栄養状態で起こる問題」についてご紹介する予定でした。

ですがその前に、「そもそも低栄養状態とは何ぞや?」という所からお話ししたいと思います。

「身体を動かす為に必要なエネルギーや、筋肉など体を形成するタンパク質などの栄養が不足している状態」

これが低栄養状態なのですが、実はこの状態に陥っている高齢者の数が意外と多いのをご存じしょうか?

厚生労働省の発表では65歳以上の男性では12.4%、女性は20.7%。

85歳以上では男性17.2%、女性27.9%。

さらに要介護高齢者では20~40%が低栄養状態傾向であると報告されています。

「思った以上に多いな~」と感じませんか?

食事量が低下し低栄養になる要因としては主に3つあります。

・ 身体的側面

・ 社会的側面

・ 精神、心理的側面

これらの側面が1つもしくは複数影響することにより、食欲低下や食事量減少が起こると考えられます。

それぞれの側面とはどういったものなのか?

どのように高齢者に影響をおよぼすのか?

今回はここまで。

次回は「要因となる3つの側面」について詳しくご紹介したいと思います。

ご興味のある方は、是非ご覧ください (^O^)/