最近のできごと
犬鳴山荘の自立支援介護【水分摂取】
2021.11.15 - Mon.日常ブログ
犬鳴山荘では、自立支援に向けた取り組みを行っています。
今回のテーマは「水分摂取」について。
高齢者が必要とする水分量は1日1500cc以上。
水分の摂取量が不足すると、
①脱水症状を引き起こす
②身体の動きが鈍くなる
③脳の覚醒が低下し、認知症や失禁の原因になる
などの症状が発生しやすくなります。
では、私たちが日々どのような取り組みを行っているか。
ご紹介するのは、様々な工夫により水分摂取量が増えたご利用者の例です。
入所された当初、1日の水分摂取量は平均800ccと非常に少なめ。
「何とかたくさん飲んでいただけないだろうか?」
まずコップでの提供からマグカップに変更。
お茶以外にコーヒー・紅茶・水分ゼリー等を提供し、こまめに水分摂取していただきます。
飲む時の姿勢にも気を配り、「しっかり水分摂りましょうね~」とお声掛けも。
離床時間を増やしメリハリのある生活を送っていただく事で、現在では1日1000cc~1200ccと徐々に水分摂取量が多くなってきました。
目標の1500㏄までもう一息!!
ご利用者に元気に過ごしていただけるよう、スタッフ一丸となって頑張ります!!
これが犬鳴山荘が行っている「自立支援介護」です。
今後も取り組みをご紹介していきます。ご期待ください!